ウツボカスラ
ウツボカスラ ウツボカズラ科 Nepenthes
雌雄異株のつる性の多年草で、代表的な食虫植物です。 熱帯アジアを中心に70種ほどが知られています。 葉の先端につく袋が補虫袋で、 袋の入り口や蓋の内側なのから蜜を出し、虫を誘います。 落ちた虫は溶かされ、養分として吸収されます。 交雑によって多くの品種がつくり出されていますが 日本では、“ヒブリダ”(ヒョウタンウツボカズラ)が 多く出回っています。
置き場所:日のよく当たる高温多湿の場所に置きましょう。
水やり:夏の生長期には鉢土が乾かないようにたっぷりと与え、 真夏は頻繁に葉水と水やりを行います。 冬は日中に霧吹きで湿度を与えましょう。
肥料:夏の間に1、2回、緩効性の化成肥料を置き肥し、 加えて月に1、2回薄い液体肥料を施しましょう。
病害虫:カイガラムシ・アブラムシに要注意。
ふやし方:挿し木。