オモト

オモト スズラン科(ユリ科)Rohdea japonica

古典園芸植物で大変丈夫な植物です。 日本を代表する観葉植物の 一つとして愛されています。 四季を通じて葉が緑であるので 「万年青」と書いてオモトと名づけられています。 民間療法の薬草として使われることもありますが 毒をもっている植物ですので 絶対に素人判断で使用しないようにしてください。 初夏に淡黄色の小さな花が咲き, 初冬に赤い実がつきます。

オモト(万年青)の存在意義は、 観葉植物として鑑賞するというより、 縁起物としての扱われる場合が多いのが特長です。 年中、青いのでこれがあると 「万年も家が栄える」といわれています。 引越しのとき、最初の荷物としてオモトを運び込む習慣は、 徳川家康が江戸城に入ったときの故事によります。 家康は江戸城に到着後、 真っ先にオモト3株を床の間に運び入れ家運長久を 祈ったと言われています。 確かに300年もの間、徳川家の天下は続きました。

置き場所:戸外で育てられますが 直射日光の当たらない、明るい日陰におきましょう。

水やり:基本的に乾燥気味にします。 表面が乾いたらあげましょう。

肥料:3月、5月、9月に、 固形肥料の置き肥をしましょう。

ふやし方:株分け。

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