アレカヤシの育て方・管理方法

■置き場所

比較的、耐陰性が強く年間を通して室内で管理することができます。但し、室内で管理すると葉の色が濃いグリーンいろとなります。別名のコガネタケヤシである明るいグリーン色の葉を楽しみたい場合は、出来るだけ日の当たる明るい場所で管理する必要があります。但し、直射日光に急激にさらすと葉焼けをおこしてしまうので注意が必要です。生育の適正気温は20℃〜30℃程度で、高温多湿のを好みます。アレカヤシは他のヤシ類に比べ高温性の植物ですので、越冬には10℃以上は必要です。また、夜間の冷え込みができるだけ起こらないような環境で育てることが大切です。 

■水やりのタイミング

生育期の5月〜9月では、鉢土表面が白っぽく乾いてきたら十分な水を与え、葉にも葉水を与えてあげると良いでしょう。ハダニの発生防止の為にも葉水は特に大切です。冬は、鉢土表面が白っぽく乾いて3〜4日してから、鉢土に水を与えます。この時、水を与えるタイミングとしては天気の良い午前中に与えてあげると尚良いです。そして、週に1〜2回程度、日中の暖かい時間に霧吹き等で葉水を与えてあげましょう。寒さに弱いので植物の耐寒性を上げるためにも冬の水やりは控えめにする事が大切です。

■肥料

生育が始まる5月〜9月までの期間(生育期)は、2ヶ月に1回の割合で置き肥用の緩効性化成肥料を施します。

■病害虫

水ぎれや乾燥状態になると、ハダニやカイガラムシが発生しますので早めに駆除します。

■備考

葉のボリュームがあるため、成長期は水の吸いが早く、土が乾きやすく、放置すると水枯れを起こしやすくなるので注意が必要です。

■ヤシ類の育て方・管理方法・年間スケジュール

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
置き場所 室内の日当り 戸外の日向OK 室内の日当り
水やり 控えめ やや
控えめ
乾いたらたっぷりと やや
控えめ
控えめ
肥料         2ヶ月に1回 置き肥    
病害虫       カイガラムシ、ハダニの防除      
その他         株分け、植替え        

アレカヤシに関連する商品

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です