フェニックス・ロベリニーの育て方・管理方法

■置き場所

東南アジア原産の非常に丈夫なヤシで、日本では八丈島などで多数露地栽培されています。耐寒性も強いので関東以西のあまり霜が強くない場所では戸外にて越冬が可能な程丈夫です。耐陰性も強い植物ですが、幹立ちの植物ですので、長期間暗い場所に置いておくと生長が悪くなり、結果として葉が枯れた跡の幹が段々になってしまいますので、出来るだけ明るい場所で管理をしてあげるとよいでしょう。理想としては、春から秋までは戸外で育ててあげると良いです。暗めの部屋で育てる場合は、定期的に明るい場所に移動してあげるようにしてください。
生育の適正気温は20〜30℃程度で、越冬温度は5℃程度が理想ですが、丈夫な植物ですので条件にもよりますが、-4℃程度まで越冬が可能の場合があります。 

■水やりのタイミング

生育期の5月〜10月では、鉢土表面が白っぽく乾いてきたら十分な水を与え、葉にも葉水を与えてあげると良く育ちます。冬は、鉢土表面が白っぽく乾いて3〜4日してから、鉢土に水を与えます。この時、水を与えるタイミングとしては天気の良い午前中に与えてあげると尚良いです。そして、週に1〜2回程度、日中の暖かい時間に霧吹き等で葉水を与えてあげましょう。育てている環境にもよりますが、植物の耐寒性を増すためにも冬の水遣りは少し控えめにします。

■肥料

生育が始まる4月〜10月までの期間(生育期)は、2ヶ月に1回の割合で置き肥用の緩効性化成肥料を施します。

■病害虫

水ぎれや乾燥状態になると、ハダニやカイガラムシが発生しますので早めに駆除します。

■備考

■フェニックス・ロベリニーの育て方・管理方法・年間スケジュール

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
置き場所 室内の日当り 戸外の日向室内の日当り 室内の日当り
水やり 控えめやや
控えめ
やや
控えめ
乾いたらたっぷりと やや
控えめ
控えめ
肥料         2ヶ月に1回 置き肥    
病害虫       カイガラムシ、ハダニの防除      
その他         株分け、植替え        

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