ヤシ類の育て方・管理方法
■置き場所
種類により越冬温度(耐寒性)が異なり、特にココヤシ、ショウジョウヤシ等の高温性のものは保温も必要とまりますので注意が必要です。年間を通して室内の明るい場所で育てる事ができますが、夏などの生育期は戸外の日当たりの良い場所に置くと良いです。冬は室内にとり込み、明るい窓辺においてできるだけ光線を当てるようにしてください。ほとんどの種類は日光を好みますがテーブルヤシなど一部の種類は明るい日陰を好みます。耐陰性はありますが、できるだけ日を当ててあげたほうが元気に育ちますので、暖かくなったら戸外の直射光線を浴ぴせてあげると良いです。但し、葉やけには十分注意が必要です。耐寒性の強い、ココスヤシやクロツグ、ジョオウヤシなどは比較的暖地では野外で越冬することも可能です。
■水やりのタイミング
生育期の5月〜10月では、鉢土表面が白っぽく乾いてきたら十分な水を与え、葉にも葉水を与えてあげると良いでしょう。冬は、鉢土表面が白っぽく乾いて3〜4日してから、鉢土に水を与えます。この時、水を与えるタイミングとしては天気の良い午前中に与えてあげると尚良いです。そして、週に1〜2回程度、日中の暖かい時間に霧吹き等で葉水を与えてあげましょう。
■肥料
生育が始まる4月〜10月までの期間(生育期)は、2ヶ月に1回の割合で置き肥用の緩効性化成肥料を施します。
■病害虫
水ぎれや乾燥状態になると、ハダニやカイガラムシが発生しますので早めに駆除します。
■備考
■ヤシ類の育て方・管理方法・年間スケジュール
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |||||||||||||
置き場所 | 室内の日当り | 戸外の日向OK | 室内の日当り | |||||||||||||||||||||
水やり | 控えめやや 控えめ |
やや 控えめ |
乾いたらたっぷりと | やや 控えめ |
控えめ | |||||||||||||||||||
肥料 | 2ヶ月に1回 置き肥 | |||||||||||||||||||||||
病害虫 | カイガラムシ、ハダニの防除 | |||||||||||||||||||||||
その他 | 株分け、植替え |