寒さに強い観葉植物(ヤシの木編)
- お庭を南国風にしたい。
- マンションのべランダを素敵にしてリラックスしたい!
- 玄関など室内でも冷え込む場所に植物をおきたい!
観葉植物は基本的に暖かい地域の植物ですので、植物を戸外に置くのは日本の寒い冬では凍えて死んでしまう種類も多いですが、中には寒さに丈夫な種類などもあります。
ご自身のお庭やマンションのべランダなどをリゾートホテルのような雰囲気にしたい!
今回は、そのイメージから南国を思わせるヤシ類の植物たちを幾つかご紹介します。
条件により戸外で越冬ができるものばかりですので、小〜中型の種類は室内でも冷え込むような場所でも加温することなく越冬できます。
※ 関東以南で育てる事を想定して記載をいたしております。寒冷地などの場合はご相談ください。
大型になる植物
こちらはメインのシンボルツリーとしても使える、大型になる種類です。
地植えをすると大きく成長する植物です。大きくしたく無い場合は鉢植えで管理をしてください。
ココスヤシ
シルバーリーフの鳥の羽のように広げる大きな葉が特徴の植物です。
まさにヤシ(椰子)というイメージにピッタリの植物で非常に寒さに強いのが特徴です。
日本でも南国風の雰囲気を出す為に公園やホテル、テーマパークなどでもよく見かける事ができます。
地植えをすると幹も太く大きな株になります。
カナリーヤシ
ココスヤシよりやや大きくなり、庭園やランドスケープデザインのシンボルツリーとして人気があります。
また、その樹形からリゾート感を演出する植物としても重宝されています。
前述のココスヤシに比べて葉がグリーン色で葉の枝垂れ具合が少ないのが特徴です。
クロツグヤシ
前述のココスヤシに比べて葉がグリーン色で葉幅も広く、一枚一枚の葉の大きさも大きく、株立ちになるため、よりワイルドな雰囲気があります。
寒さにも強くお庭の植栽として使えるのですが、あまり流通しないためか見かけない植物です。
ココスヤシなどに比べて幹はあまり大きくならないのと、株立ちの為に大きくなりすぎた株は切ることができます。
ビロウヤシ
こちらは葉を手の平を広げたような葉を持つ植物です。
ワシントンヤシに比べてやや背丈が低いです。
大型のビロウヤシなどはテーマパークなどでも良く目にすることができます。
ワシントンヤシ
日本でも昔から使われている南国風のヤシの代表格といってもよい植物です。地植えにすると幹も太く背丈が高くなります。
既に日本ではかなり植えられているのを見かけることができ、何十年も育ったワシントンヤシは高さが10mを超えるもものも見かける事ができます。
小〜中型になる植物
こちらは小〜中型のとなり、玄関先やポーチ、テラスなどに置くことができるサイズの植物たちです。
やや、大型の植物に比べて寒さに弱いものがありますので、おき場所に注意してください。
シュロチク
古くから知られてるため、和風の雰囲気を感じる方もいるかと思いますが、見た目もよく実際に東南アジアなどの海外でも頻繁に使われています。
耐陰性も強いので玄関先などの場所にもピッタリの植物です。
日本でもテーマパークなどでもよく見かける事ができます。
セフリジヤシ
竹のように立ち上がる幹と涼しげに広がる、羽状葉が良い雰囲気の観葉植物です。
やや寒さには弱いので野晒しのような環境下ではなく、軒下のような場所に置けば戸外での越冬も可能です。
リース屋さんなどではよく使われているのですが、その理由は耐陰性が強く丈夫な証しです。初心者の方にも育てやすい植物です。
フェニックス・ロベリニー
ヤシの中では小型の種類で、この姿で成木となります。
このサイズで幹が上がったヤシ類で、かつ寒さに強いとなるとなかなか種類も少なく、フェニックスはその立ち上がった幹の先に鳥の羽のような葉を広げる姿からイメージ通りの植物です。
上記植物より、やや寒さには弱いのでベランダなどでは雨が当たらないような軒下程度の場所や、北風が当たらない南側の建物よりなど少し置き場所に注意してください。
チャメドレア
前述のセフリジヤシと同じように竹のような幹が立ち上がるヤシです。
葉は羽状葉ですが、その葉一枚一枚が貝殻ののように丸みがありややシワがよるのが特徴の植物です。 セフリジヤシと同様に、やや寒さには弱いので野晒しのような環境下ではなく、軒下のような場所に置けば戸外での越冬も可能です。 初心者の方にも育てやすい植物です。
ケンチャヤシ
まさにヤシという雰囲気のグリーンの葉が1枚1枚大きく広がる姿が美しい植物です。
寒さに弱そうなイメージではありますが、意外と寒さにも強く軒下程度の場所であれば、戸外でも越冬できます。
時間をかけて幹が上がったタイプは価格は高価ですが、非常に存在感もあり美しいです。
チャメロップス
大変寒さに強く、最近流行しているドライガーデンの植栽として最適な植物です。
成長も遅いので長く楽しむことができます。
あまり流通がされていないようで、なかなか良い品の手配が難しい種類です。
(当店では生産者さんから直接仕入れているので良品お届けできます。)
バリエーションとして葉がシルバーになるセリフェラという種類もあります。
簡単ではありますが、幾つかの寒さに強いヤシ類の代表的な種類を紹介をさせていただきました。
その他にも、シルバーリーフの美しいビスマルクヤシなど色々とな種類があります。
ご不明点、分からない事がありましたらお気軽にお問い合わせください。