冬越しで差がつく!フィカス・ウンベラータの寒さ対策

インテリアグリーンとして人気のフィカス・ウンベラータ。大きなハート型の葉としなやかな樹形が魅力ですが、冬の管理を間違えると落葉してしまうことも。
当店では、元気なウンベラータをお届けするだけでなく、冬を乗り切る管理のコツもご紹介!これを読めば、寒い季節でもウンベラータを美しく保てます。

1. 室温管理がカギ!寒さに弱いウンベラータを守る
ウンベラータは最低10℃以上をキープすると落葉を防げます。暖房の風が直接当たらない明るい窓辺がベストポジション。ただし、夜間の冷気には要注意!窓際から部屋の中央に移動させるのもアリ。
- 最低温度10℃以上をキープ
ウンベラータは寒さに弱く、10℃以下になると落葉することがあります。できるだけ15℃以上を保つのが理想です。 - 暖房の風を直接当てない
エアコンやヒーターの温風が直接当たると、乾燥して葉が傷む原因になります。暖房使用時は、風が直接当たらない場所に移動させるか、加湿を意識しましょう。
2. 日当たりと設置場所
- 明るい窓辺に置く
日光不足になると葉が落ちやすくなるため、南向きや東向きの窓際などの明るい場所に置きます。ただし、ガラス越しの日差しでも葉焼けすることがあるので、直射日光が強すぎる場合はレースカーテンなどで調整しましょう。 - 夜間の冷気に注意
窓際に置く場合、**夜間の冷気(窓からの冷たい空気)**に気をつけましょう。夜間は部屋の中央へ移動させたり、カーテンを閉めるなどの対策を。
3. 水やりはメリハリを!乾燥と湿気のバランス

冬は成長が緩やかになるので、水の与えすぎは根腐れの原因に。
✅ 土が乾いてから2〜3日後に水やり
✅ 葉水(霧吹き)で湿度を補い、害虫予防も
- 土が乾いたら控えめに与える
冬は成長が緩慢になるため、水を与えすぎると根腐れの原因になります。
→ 土の表面が乾いてから、さらに2〜3日経ってから水を与えるのがポイントです。 - 葉水で湿度を補う
暖房で乾燥しがちな室内では、霧吹きで葉に水をかける**「葉水(はみず)」**を行うと良いでしょう。葉の裏側にもかけると、ハダニなどの害虫予防にもなります。
4. 落葉しても慌てない、春になれば新芽が出る

冬に環境変化で葉が落ちることもありますが、幹がしっかりしていれば春に復活します。焦らず、春を待ちましょう。剪定や肥料は暖かくなってからがベスト!
- 冬に環境が変わると、一時的に葉を落とすことがあります。特に室温が10℃以下になると葉を落としやすいですが、幹が生きていれば春に新芽が出ます。
- 枝が伸びすぎて形を整えたい場合は春になってから剪定しましょう。
5. 肥料は基本的に控える
冬のウンベラータは成長がほぼ止まるため、肥料は不要です。肥料を与えると根に負担がかかり、かえって弱る原因になります。春(3月~4月)になったら、緩効性肥料や液肥を再開しましょう。
6. 害虫対策
暖房で乾燥した環境ではハダニやカイガラムシが発生しやすくなります。



- 葉水をこまめにする(ハダニ予防)
- 葉の裏や枝をチェックする(カイガラムシがつきやすい)
- 見つけたら歯ブラシや綿棒で取り除く
まとめ
✅ 室温は10℃以上、理想は15℃以上
✅ 暖房の風を避け、加湿を意識する
✅ 日当たりのよい窓辺に置くが、夜間の冷気に注意
✅ 水やりは控えめにし、乾燥対策として葉水を行う
✅ 冬の肥料は不要
✅ 害虫対策として、葉裏のチェックと葉水を行う
冬をしっかり乗り切れば、春には元気に新芽が出てきます。適切な管理で越冬させましょう!
当店では、元気なフィカス・ウンベラータをお届け中!
寒さ対策をしっかり行えば、春には新芽が出てさらに美しい姿に。
あなたの暮らしにぴったりのウンベラータを、ぜひチェックしてみてください!