ネフロレピス

“世界の熱帯・亜熱帯に約30種が分布して、日本にもタマシダなど3種が知られている。
多くの園芸品種が作られている。
地生または着生し、根茎は短く、這うか斜上または直立して、鱗片をつけ、匍匐枝を出す。
葉は叢生して 1~2回羽状複葉となる。
ソーラス(胞子嚢群)は脈端を連ね、て葉縁に沿って走る脈の上に付き、葉縁が裏面へ薄く反転して膜質となった偽包膜に覆われる。
属名のNephrolepisは、ギリシア語のnephros(腎臓)とlepis(鱗片)の2語からなり、タマシダの胞子のう群を包む膜(包膜)の形から由来している。

置き場所
基本的には、やや明るい日陰を好みます。
春や秋はカーテン越しなどの明るい日差しが入る場所、冬季も日が差す場所で管理をする。
耐陰性は強く日照不足にも耐えますが、強い日光、特に真夏の直射日光にはあてないようにする。

温度と冬越し
生育に最適な理想的な温度は20~25℃程度。
耐寒性は高く、多くの種類は凍らさなければ越冬できるが、セイヨウタマシダの園芸品種は少し寒さに弱く、越冬には最低5~8℃が必要となる。

水やり
多湿を好む植物ですので、夏は、毎日でもたっぷりと与える。
その他の季節は、用土の表面が乾きかけてきたらたっぷりと与えます。
また、乾燥期には霧吹きなどを使いこまめに葉水を行ない空中湿度を高める。

施肥
生育期間の5~9月に、2,3か月に1回、緩効性粒状肥料を施すか、月に1回、液体肥料を水やりの際に与えます。
また、葉色があせるような場合は、生長期に液肥をあたえとよい。
冬季は基本的に与えませんが、生育できる温度を保てる場合は月に1回、薄めの液体肥料を水やりの際に与えます。

手入れ
枯れた葉は、こまめに基部から切り取ります。
湿度不足や水切れになどによって株全体の痛みが出た場合は、株元からすべて切り戻し、十分に水を与えてからポリ袋に鉢ごと入れ、日陰で管理することで新芽が生じてきます。
葉の羽片と中軸との間には関節があるために,葉が古くなると羽片だけが落ち,中軸だけが葉柄とともに残る。羽片の色があせ,少し落ち始めたら,葉柄の基部から切り取る。

植替えと用土
根が詰まってくると、生育が悪くなったり葉先から枯れこんできたりしますので植替えを行います。
用土は排水性が良く水もちのよいもの(例:赤玉土6、腐葉±4。赤玉土4、パーライト3、ピートモス3など)を使います。

繁殖
植替え時の株分けによる。

病害虫
カイガラムシを見つけたら、綿棒や指先などで取り除きます。”

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