アジアンタム ホウライシダ

“世界の熱帯や亜熱帯地域、多くは南アメリカに分布する。
また、数種は北アメリア温帯およびアジア東部に分布し、日本にもハコネシダやクジャクシダなど8種がある。
地生のシダ植物で、根茎は匍匐するか、短く斜上する。
葉柄は褐色や黒色などの暗色で堅く、光沢のあるものが多く、葉柄基部に鱗片をつける。
葉は叢生し、1~数回羽状複葉となるものや、鳥足状に分岐するもの、2叉状分岐を繰り返すものなどがあり、単葉の物もある。
各羽片の縁部分が裏側へ折れ曲がり偽包膜を作り、この偽包膜の脈上に胞子嚢群(ソーラス)がつく。
アジアンタムの葉は撥水性が高く、葉が水をはじいて濡れずらく、属名のAdiantumは、ギリシア語のadiantos (水にぬれない、湿らない)に由来している。

置き場所
明るいところを好むが、直射日光は避ける

温度と冬越し
生育に最適な理想的な温度は20℃前後程度。
5℃程度で越冬できる種類もあるが、8~10℃程度は保てるようにすると良い。

水やり
多湿を好む植物ですので、夏は、毎日でもたっぷりと与える。
その他の季節は、用土の表面が乾きかけてきたらたっぷりと与えます。
また、乾燥期には霧吹きなどを使いこまめに葉水を行ない加湿します。

施肥
生育期間の5~9月に、2,3か月に1回、緩効性粒状肥料を施すか、月に1回、液体肥料を水やりの際に与えます。
冬季は基本的に与えませんが、生育できる温度を保てる場合は月に1回、薄めの液体肥料を水やりの際に与えます。

手入れ
枯れた葉は、こまめに基部から切り取ります。
湿度不足や水切れになどによって株全体の痛みが出た場合は、株元からすべて切り戻し、十分に水を与えてからポリ袋に鉢ごと入れ、日陰で管理することで新芽が生じてきます。

植替えと用土
根が詰まってくると、生育が悪くなったり葉先から枯れこんできたりしますので植替えを行います。
用土は排水性が良く水もちのよいもの(例:赤玉土6、腐葉±4。赤玉土4、パーライト3、ピートモス3など)を使います。

繁殖
植替え時の株分けにより、生長期におこなう。

病害虫
カイガラムシを見つけたら、綿棒や指先などで取り除きます。”

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