アロカシア

“常緑多年草。茎の節間は短く、地下で球茎となるか、地上に直立して肥大する。
熱帯アジアに約70種が分布し、日本にもクワズイモなど3種が分布する。
葉は長い葉柄で、多くの種類の葉身は全縁となり、一部種類が羽状に裂ける。

花茎は葉柄よりも短く、腋生(えきせい)となる。
仏炎包の筒部は片巻き状で短く花後も残り、舷部は早く落ちる。
肉穂花序は円柱状で仏炎包よりも短く、基部に多数の雌花を付け、次に中性花、その上部に稔性雄花を付ける。
先端部は不稔の付属体で終わる。
雄しべは3~8個あり合着する。雌しべは1個で子房は1室、胚珠は少数が基底胎座につく。
サトイモ(コロカシア)属は本属とよく似るが、胚珠が多数あり、側膜胎座につく点で区別ができる。
属名のAlocasia(アロカシア)は、近縁のColocasia(サトイモ(コロカシア)属)に似ているが異なる為、ギリシャ語のa(否定)を付けて命名されている。

置き場所
直射日光には弱く、明るめの半日陰で管理をするのが理想です。
成長期の5~9月は30~40%程度の遮光下に置き、その他の時期は明るい室内で管理をします。
風通しが悪いとハダニなどが発生しやすいのですが、風には弱いので注意します。

温度と冬越し
多くの種類は高温多湿を好み、理想的には25℃~30℃程度が栽培に適した温度となる。
冬季も15℃以上を保つのが望ましいが、秋から春にかけては水を控えめにて休眠状態にする事で、13~15℃で越冬することもできる。
耐寒性が強いクワズイモやシマクワズイモなどの種類は3~5℃で越冬する。

水やり
5~9月の生長期にはたっぷりと与え、用土が乾けば毎日でも水を与える。乾燥している場合は葉水をたびたび行なう。
用土が過湿だと腐敗することがあるので注意する。
冬は用土がわずかに湿っている程度にして水は極力控え気味にするとよい。

施肥
成長期の5~9月は、緩効性粒状肥料を与え、水遣り代わりに液体肥料でさらに追肥を施すとよい。
夏の間に肥培をして、丈夫な茎にすることが大切。
逆に、冬季は基本的に休眠状態とさせる為に、肥料は与えない。

手入れ
日照不足が続くと、葉柄が伸びて徒長をしてしまうので注意する。
伸びた葉柄が垂れるようなら、支柱などを添えてあげるとよい。

植替えと用土
根づまりをおこして成長が鈍くなった株は植え替えを行う。
植え替えは基本的に高温期に行ない、用土は赤玉土に腐養土を混ぜたものなどがよい。

繁殖
古株の長くなった茎を適度にカットし、さし木または取り木を行なう。
また、地下にできる小球茎を植え付けてる方法もあり2~3年後に成株となる。

病害虫
ハダニがよく発生するので、こまめな葉水で大気湿度を高め予防をする事が大切。
発生した場合は殺ダニ剤などを散布する。
また、オルトランなどで予防をするのも効果的。”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA