ディジゴセカ
“常緑の低木または小高木。葉は掌状複葉で互生し長い葉柄があり、小葉は5~12個。
花は小さくほとんど頂生の散形花序につく。
属名Dizygothecaは、ギリシャ語でdis(2倍)とzygos(くびき)とtheke(箱)の3語からなり、雄しべの葯室の数が普通の植物の2倍あることに由来している。
ニューカレドニアやポリネシアなど太平洋諸島に約17種が分布し、観葉植物としてはディジゴセカ・エレガンティッシマが知られる。
モミジバアラレアは、高さ7 m以上にもなる小高木で、幼木を観葉植物として利用している。
葉は掌状複葉で、小葉は6~10個、披針形で浅裂するか粗い鋸歯がある。
幼葉は帯赤色で金属光沢があり美しいが、成葉になると暗緑色で大きくなる。
園芸種のキャスター(Caster)は節間か詰まり小葉は3~5個程度。タチバ(Tachiba)は葉が立ち気味ににつく。
置き場所
明るい所で管理するが、日照不足にも比較的よく耐える。ただし、長期にわたる管理だと徒長をしてしまうので注意。
気温が低下する10~4月は室内の明るい所に置くようにする。
温度と冬越し
理想的には20~25℃が適温だが前後5℃程度の範囲が栽培適温。
冬は耐寒性を上げるために、用土を乾燥気味にし最低8~10℃は保つようにする。
水やり
年間を通じて水を控えた方が株が締まるのでよい。特に秋以降は、冬に備えて控え気味にする。
高温乾燥期には葉水を行なうとよい。
施肥
成長期の5~9月の間に、薄い液体肥料を1~2回与える程度でよい。
株が大きくなると成葉が生じてくるので、幼葉を楽しむのであれば多肥は禁物。
手入れ
伸びすぎた幹はしばしば切り戻し、いつも新芽が伸びているようにするとよい。
植替えと用土
鉢に根が回れば、排水のよい用土(赤玉土7、腐葉土3など)で一回り大きい鉢に植替える。
大きい鉢に植替えると株が大きくなって見苦しくなるので、さし木によって株を更新すると良い。
繁殖
さし本による。太い幹はさし木しにくいので、一度切り戻し、その後生じてくる新しい枝をさし穂にするとよい。
やや発根しにくく 2か月程度かかる。
病害虫
カイガラムシが発生すれば、早めにブラシなどでこすり落とす。
また、ハダニが発生するので葉水で予防をすると良い。”


