パキラ

キワタ科 Bombacaceae Pachira

パキラは常緑高木。熱帯アメリカに2種が分布する。
葉は皮質で互生し掌状複葉となる。
花は枝の上部の葉腋に単生または2~3個つける。
がくは宿存性で、鐘状または円筒状となり、花弁は5個で線形となる。
雄しべは200~700個あり、花弁とほぼ同長で基部は合着して円筒状となりよく目立つ。
幹の基部は太く肥大する。
果実は木質のさく果で5裂片に胞背裂開し、各室に多数の種子を含み食用となる。
観葉植物としてパキラ・アクアティカが良く知られ人気がある。
 
 
置き場所
明るい所を好むが、耐陰性も比較的ある。
5月からは戸外にも置けるが、急に直射日光下に出
すと葉焼けの原因となる。葉数が少ないので注意す
る。徐々に慣らせば直射日光にあてても大丈夫であ
るが、葉が硬くなり、ゴワゴワした感じになるので、
軽く遮光した方がよい。

温度と冬越し
理想的には20~25°Cが適温である
が、前後5°Cの範囲内が栽培適温。冬は最低5~7°C
以上保つとよい。

水やり
生長期の5月から10月は用土の表面が乾けばたっぶりと与えるようにする。
秋以降は冬に備えて耐寒性を上げる為に控え気味にすることが大切で、用土の表面が乾いてから2~3日待ってから与えると良い。
高温乾燥期には葉水を行なうとよい。

施肥
5月に1度、緩効性粒状肥料を施す。
成長が早いため、多肥にすると大きくなりすぎるので注意する。
小さい株を大きくする場合は成長期の5~9月の間、 1~2ヶ月に1度、薄い液体肥料を与える。
または、緩効性化成肥料をあたえると良い。

手入れ
生長が速いので、伸びすぎた枝は切戻す。
枝が太い場合は新芽が複数のびる。

植替えと用土
鉢に根が回れば、一回り大きい鉢に植替えるようにする。
用土は排水のよいものを選び市販の観葉植物の土や混合する場合は赤玉土7、腐葉土3の割合にすると良い。

繁殖
種子またはさし木により繁殖ができる。
種子で繁殖すると小さい苗でも株元が肥大するが、さし木苗では肥大しにくい。
実生は簡単に発芽するが、種は一般には手に入れるのは困難。
さし木は5~8月に行なうとよい。
切り戻した枝などを使い、長さ10cmほどのさし穂にして使う。
成長が良く、発根をしていない状態でも新葉を展開する事があので、発根を確認してから鉢上げするようにする。

病害虫
乾燥した状態が続くとハダニが発生する。
予防のために、葉裏を中心に葉水を行なうと良い。
発生した際には、殺ダエ剤(ケルゼン乳剤、オサダン水和剤、アンチオ乳剤、テデオン乳剤)を散布する。

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