ペペロミア
“熱帯・亜熱帯に約1000種が分布する。
日本にもサダソウとシマゴショウの2種が四国以西、九州、南西諸島の地域に分布する。
地生、ときに樹木などに着生する多年草、または一年草。
直立または半つる性で分岐す茎を持つものと、短い茎に葉をロゼット状に付けるものがある。
葉は多肉質で互生または対性・輪生し、単葉、全縁で透明な油点がある。また、葉柄があり無毛またはときに縁毛がある。
葉は互生、対生または輪生し、単葉、全縁、ふつう多肉質で、葉柄があり、無毛またはときに縁毛がある。
細長い穂状花序は茎頂または葉腋や葉と反対側に付ける。
花はごく小さく両性で包があり花軸に密につき花被はない。
果実は小さく球形の核果で1個の種子がある。
属名はコショウ属(Piper)に近縁で似ていることより、ギリシャ語のpeperi(コショウ)とhomoios(似た)の2語から由来している。
置き場所
明るい半日陰を好む。5~9月は涼しい半日陰で管理をする。
秋以降はできるだけ明るい室内に置きレース越しの日光にあて、冬はできるだけ明るい室内に置く。
日照不足にもよく耐えるが極端に暗い場所では徒長をするので注意。
温度と冬越し
生育適温は20~25℃程度。冬は用土を乾燥気味にすれば8~10℃で越冬できる。
水やり
5~6月は、用土の表面が乾けばたっぷりと水を与える。
7月からの高温期は用土が過湿だと根腐れをおこしやすく、根や茎の地際部が腐ることがあるので、水を控えめにするとよい。特に葉がロゼット状に広がるものや古株に起こりやすいので注意が必要。
秋以降は冬に備えて水を控えめにすることが大切で、用土が乾いた後、4,5日経ってから与えるようにする。
施肥
生長期の5~9月に月に1,2度、薄い液体肥料を水やりの代わりに与える。
手入れ
果実は粘着性があって付着するので、早めに基部から切り取る。
植替えと用土
古株になると腐りやすいものがあるので5~6月に植替えるとよい。用土は排水のよいものを使うことが大切。また、この際に株分けを行なってもよい。
繁殖
植替えの際の株分け、またはさし木による。
さし木は葉ざしと茎ざしが可能だが、斑入りの園芸品種では斑が消えたりするる。
茎ざしの場合は4~5節のさし穂を使い、上部より2~3節を残して下葉は落として利用する。
病害虫
高温期に根や茎の基部が腐ることがあるので用土の過湿に注意する。
腐ってしまった場合は、健全部からさし穂を取って挿し木で株を更新する。
カイガラムシの発生が確認できた場合は、ブラシなどでごすり落として薬剤を散布する。
また、根に白色綿状のコナカイガラムシがつくことがある。コナカイガラムシがつくと発育が悪くなるので、根部にオルトラン粒剤などを施用するとよい。”












