説明
交雑によって作出された園芸品種で、交雑種としていくつかの種がつかわれたが、とくに需要な種は、フクシア・マゲラーニカとフクシア・フルゲンスF.fulgens DC.だある。最初の交雑記録は1825年。園芸品種が多数あるため、つぎのようにさまざまな特性によって、園芸品種な分類がおこなわれる。開花期は主として春から夏。
■ 花形
◎一重咲き:花弁が4枚のもの。’ミッション・ベルズ’、’マリン・グロー’、’マリンカ’など。
◎八重咲き:花弁が縦にも裂け、8枚以上になり、それぞれが大きくなったもの。’スウィングタイム’、’プレジデント・ルーズベルト’、’ウィンストン・チャーチル’など。
◎半八重咲き:花弁が5~7枚のもの。’カージナル・ファーゲス’、’スノーキャップ’、サマー・スノー’など。
■ 花序
一般に、フクシアの花は葉腋に1~数個がつくが、フクシア・トリフィラを交雑種としたトリフィラ交雑種は、茎頂に総状花序をつくることが多い。これらは、房咲き品種と総称される。
‘ガルテンマイスター・ボンシュテッド’、’タリア’など。
■ 樹形
〇 立性:茎が真っ直ぐによく伸長するもの。’ビリー・グリーン’など。
〇 下垂性:茎が垂れ下がるもの。’カスケード’、’マリンカ’など。
〇 叢性と低木性:前者を根際から分枝するタイプ、後者を根際から分枝せずに、茎の縦への伸長が遅いタイプを区別し、多くの園芸品種がこの両者に属する。
■ 花の大きさ
・ 極小輪:花径1cm以下のもの。
・ 小輪:花径1~3cmのもの。
・ 中輪:花径が3~6cmのもの。
・ 大輪:花径が6cm以上のもの。
〇 葉斑:葉身に斑が入ったものを、斑入り葉品種と総称する。’サンレイ’、’ゴールドマン・マリンカ’など。
〇 耐寒性:耐寒性が強く、暖地の無霜地帯では戸外でも越冬できるものを、露地用品種と総称する。’コラリーナ’、テネシー・ワルツ’など。









