ハイビスカス属

別名:ヒビスクスフヨウ。アオイ科。ハイビスカスの園芸品種は、3000以上もあるといわれ、園芸的に、コーラル系、ミニ・ハイビスカス系、ハワイアン系、オールド・タイプ系に大別されるが、かならずしも明確な区分ではない。このうち、ハワイアン系が最もハイビスカスらしいものであるが、耐寒性が弱く、生長も遅い。ミニ・ハイビスカス系の代表的なものは、1967年にアメリカの国立樹木園が発表した’バルカン’でわい性であるが、花は比較的大きい。一般に、ハイビスカスの名で親しまれているものは、ブッソウゲH.rosa‐sinensis L.および多数の種が交雑して作出された園芸品種群のこと。したがって、正確には不適当。また、ブッソウゲ自身も、学名がつけられる以前に、既に交雑種であったと考えられる。属名Hibiscusは、ゼニアオイの仲間(mallow)に対する古代ギリシャ語およびラテン語に由来する。世界の、主として温帯の暖地、熱帯などに250~300種が分布し、日本にも4種が知られる。他に重要な交雑親としては、次のような種(学名のみ記載)がある。(H.arnottianus A.Gray、H.waimeae A.Heller、H.kokio Hillebr.ex Wawra、H.storckii Seem.、H.schizopetalus (M.T.Mast.) Hook. f.)

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